毎年8月はじめに行われる「人形町せともの市」、 料理好きに大好評、掘り出し物だらけ!- 人形町・水天宮前 /イベント情報

「人形町せともの市」では高級品の半端もの、見切り品、処分品などを中心に市価の2~5割引きで出回ります。

開催は8月の第1月曜日から第1水曜日までの3日間。
2022年は8月1日(月)~からかと思います。

開催時間は9時~20時まで。

1954(昭和29)年に、蠣殻町、浜町の陶器問屋が、瀬戸物の供養をして市を開く様になったのが始まりのせともの市は年に1回の在庫処分市として、3日間で30万人以上の賑わいを見せます。

水天宮から人形町交差点に至る大通りの両歩道に日本橋界隈の陶磁器問屋のテントが並び陶磁器や漆器、ガラス製品、椀や茶托、台所用品が特価で販売されます。

普段は飲食店からの受注オーダーで製造しているお品物の半端ものなども出てくるそうで、
デパートや量販店などでは見られないデザインの物などが数多くあります。

せとものを見るのが好きな事もあって人形町に引っ越しをしてこのイベントを知った時には人形町に引っ越ししてとてもうれしかったです。せともの市の中からいくつかピックアップしてご紹介します。

目次

愛媛県砥部町を中心に作られる陶磁器「砥部焼」

やや厚手の白磁に、呉須と呼ばれる薄い藍色の手書きの図案が特徴の砥部焼。

掘り出し物は初日が勝負!という感じで、良いものは見ている間にもどんどんなくなっていきます。

砥部焼の和食器 【砥部工房 唐草】

伊万里の魯山窯

鍋島藩の流れを引き継ぎ、廃藩置県で藩窯が廃止されたあと、民窯として独立し、色鍋島の伝統技法を守り続ける魯山窯。

私が普段使いで頻繁に利用している伊万里の魯山窯のもたくさんありました。
金額を見てみると普段百貨店の催事で購入するのとだいたい同じ、ただし品数・種類がいつも見るのの5倍ぐらいはあったと思います。

九谷焼も充実の品揃え

360年の歴史を誇り、石川県を代表する 伝統工芸品として、国内外から人気のある色絵磁器の久谷焼も豊富な品揃えです。

ここで10万円ほどのお買い物をしているご婦人がいらっしゃいました。こんな素敵なお皿でお料理だしてみたいですね。

クリスタルや江戸切子(えどきりこ)などの硝子

江戸時代末期から江戸、東京都において生産されているガラス細工の江戸切子もあります。

江戸切子 彩鳳 オンラインストア

モダンな柄で若い人々にも人気の長崎県の波佐見焼

長崎県の中央北部に位置する波佐見町付近でつくられる400年以上の歴史を持つ陶磁器。

今回のメインは、漬け丼や焼肉丼が美味しく食べられるような小丼を探していて、太唐草の小丼が500円ほどで変えました(ネットで調べると1,000円ぐらい)。

太唐草の丼ぶり 長崎県波佐見町

現代の食卓にあった形で普段使いの器の一峰窯さんのランチスリムトレーというもので、1,260円で購入しました(ネットで調べると2,000円)。

高額だけで惹かれるせとものたち

この辺りは高級品。2割引での販売でした。
欲しいけどどれも1万円超えとかのお品。ただ凄く好みでかなり悩みました。。

体験コーナー、他

店舗同士で商品がかぶる事はそれほど多くはありませんが、かぶっている場合、店舗によって設定されている金額が異なるので、時間があればじっくり見比べて購入がオススメです。
私は2時間の間にこのせともの市を3周しました。

中には体験コーナーもあり、たくさんの人が参加していました。

せともの市の中ほど、からくり時計の隣では陶器の供養も行われていました。

瀬戸物好きにはたまらない市です。
この写真を撮影した時期は2014年の事、その時点で常連さんのお話では今年は少ないとか、その後どうなった事でしょう。また近いうちにこのページの写真などを更新出来たらと思っています。
大好きなせともの市、是非とも長く続いて欲しいイベントです。

またまた人形町という町が好きになりました♪

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